素敵なできごと その2
- 公開日
- 2021/03/01
- 更新日
- 2021/03/01
地域とともに・コミュニティスクール
2月12日の書かせていただいた「素敵なできごと」のその後を子どもたちに知ってほしくて、下記のような放送をしました。
給食中に失礼します。小学校の校長の渡邊です。
先日、「お見舞いに行った人を探しています。」と放送をしましたが、その後のできごとについてお伝えしますね。
あの放送の後、すぐに「私だと思います。」と女の子が申し出てくれました。話を聞くとその子だけでなく、兄弟と保護者の4人でお見舞いに行ったそうです。また、子ども会としてもお見舞いに行き、その時には手作りのプレゼントを持って行ったそうです。
また、病気で倒れた方もどんどん元気になっているので、先日学校に来ていただけました。
そのときにも、「お見舞いに来てくれたことがうれしくて、うれしくて仕方がなかった。本当に元気をもらったから、感謝しかない。」って目を真っ赤にしながら話してくれました。さらには、「3月からまた見守りのボランティアを頑張る。」とも話してくれました。
ちょっと失礼かなぁとも思いましたが、校長先生はその人にこう聞きました。
「毎日、早い時間から大変ですよね。冬は寒いし、夏は暑いし。ご自分のお子さんやお孫さんじゃない子たちのためにどうしてそこまで頑張れるんですか?」って。
すると、その方はこう答えてくれました。
「やっぱり元気をもらえるからでしょうね。子どもたちが「おはようございます」って言ってくれたり、名前を呼んでくれたりするだけで、私たちはうれしいんですよ。」って。
3学期の始業式で「あいさつは小さなお話」って言いましたが、見守りの方はそんな小さなお話を毎日楽しみにしているかもしれませんね。
これからもみんなのあいさつで、たくさんの人たちを笑顔に、そして、幸せにしてあげてください。
最後に、9年生でイラストがとっても得意なSさんが「あいさつシールの第2弾」を描いてくれましたので、またみなさんにお渡ししますね。
これで校長先生の話を終わります。