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終戦の日は昭和20年8月15日です

公開日
2012/08/15
更新日
2012/08/15

ニュース

 今朝の中日新聞「社会面」に、驚くべき(?)記事が掲載されていました。

 太平洋戦争(第2次世界大戦)に関わる10個の質問に対し、高校生〔中部9県在住〕の正答率が極めて低かったという内容でした。

1 日本で原爆が落とされた都市は? 正答:広島と長崎

2 日本が真珠湾攻撃を仕掛けた国は? 正答:アメリカ合衆国

3 連合国軍最高司令官(進駐軍のトップ)の名前は? 正答:マッカーサー

4 敗戦前の「日本国」の旧国名は? 正答:大日本帝国

5 戦時中の標語「〜は敵だ」の「〜」は? 正答:ぜいたく

6 日本が戦前に中国で建国した国は? 正答:満州国

7 召集令状の通称は? 正答:赤紙

8 日本が結んだ三国同盟の相手国は? 正答:ドイツとイタリア

9 終戦の日はいつ? 正答:昭和20年8月15日(67年前の今日)

10 国民に敗戦を伝えたラジオ放送は? 正答:玉音放送

 100人の高校生の正答率(正答人数)は、

1(90) 2(84) 3(69) 4(69) 5(56)

6(52) 7(48) 8(48) 9(32) 10(8)

 だったとか…。

 正解できなかった高校生の多くは、ひょっとして現在進行中の騒乱や内戦などについても知らないかも?

 先日も、あるテレビ番組でシリア騒乱(内戦)が取り上げられていましたが、既に1年半余りが経過し、ますます悪化している状況です。

 政府軍と反政府軍の戦いにより、民間人を含め2万人以上が亡くなったとか…。

 外国との戦争も決して許されるものではありませんが、同国人同士が殺し合うなど、あってはならないことだと思います。

 終戦の日から67年が過ぎ、戦争体験者は極めて少なくなってきています。当然のことながら、今後どんどん減って行き、何れは…。

 その分、そういった史実を、そういった悲惨な戦争があったことを、きちんと覚えておかなければならないと思います。

 勉強とか記憶とかいうレベルではなく、高校生に限らず、子ども(小学生)から大人まで、全員が満点を取って当たり前の質問だと感じました。

 (画像右)シリア・アラブ共和国の国旗