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感染拡大防止にご協力を!!

公開日
2011/11/25
更新日
2011/11/25

緊急連絡

 これまでにも何度となくお知らせしてきておりますが、『マイコプラズマ肺炎』の罹患者数が減りません(一旦減りましたが、また増加傾向に転じました)。

 今朝の新聞報道によりますと、今年6月以降11月中旬までの累計患者数は、全国で12,675人に上るということです(そのほとんどが14歳以下)。

 マイコプラズマ肺炎は、咳が長期間続くのが特徴で、咳のしぶき(飛沫感染)や患者との接触(接触感染)などでうつります。

 発熱やだるさ、頭痛などの症状を伴い、重症化すると死亡することもあるという恐ろしい感染症です。

 また、潜伏期間が2〜3週間と長めのため、長期間にわたる警戒が必要です。

 症状が風邪に似ているため、特に早い段階では「風邪」と診断されるケースも多く、抗生物質の投与が遅れると、どんどん悪化していきます。

 また抗生物質が効かない「耐性菌」も増加している様で、今後の更なる感染拡大が心配されます。

 予防には、インフルエンザ同様、「うがい」「手洗い」しかありません。

 また、感染拡大を防ぐには、咳エチケットを守ることしか…。

 お子さんが咳をしていましたら、必ずマスクをさせてください。

 また、朝、お子さんが出かける前に「健康観察」をきちんとしていただき、上記の様な症状(発熱・倦怠感・頭痛など)がある時には、登校を控えさせ、できるだけ早く医療機関にお連れください。

 学級・学校での感染拡大にご協力願います。