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もう、チェーンはまたいだり、跳び越えたりしないように!!

公開日
2011/11/21
更新日
2011/11/21

緊急連絡

 以前にもお伝えしました様に、同様の事故・怪我が続きました。

 この世の中、あちらこちらに危険な場所が存在しますので、「いつも危険を取り払う」のは、得策とは思えません。

 歩き始めた子どもはよく転びます。転ぶ前に親が手を差し出すと、転んだ時にどうしたら良いか学習しませんので、いつか大きな怪我をします。

 子どもは、「歩いては転ぶ」を繰り返す中で、怪我をしない転び方を学んでいきます。つまり、顔面や頭部を強打する前に、手をさっと突いて回避できる様になります。

 今回のチェーンに関わる事故・怪我についても、1度失敗して痛い思いをした子どもたちは、2度と同じことを繰り返さないはずです。

 とは言うものの、1度目の失敗が取り返しの付かない事態を招いては…。

 同様の事故が続いたことを市教委に報告した所、早速、業者を手配してくれました。業者の見立ては次の様でした。

・チェーンの垂れ具合は現状で適切なので、特に下がり過ぎた状態とは言えない。

・チェーンを短くすると、鍵を締めにくくなる。また、車などが当たった場合、ポールやチェーンなどの破損がより大きくなる。

・留め具を交換するため、それが飛び出すと危険である。

 これらを元に、チェーンを短くすることは諦めました。

 そこで、何らかの対策を…と考え、今回、チェーンの中央におもり付きのコーンを取り付けることにしました。

 真ん中にコーンを取り付けた意味は、それを見れば、低学年の児童でも十分に分かると思います。一応、明日の朝、各学級担任が今一度、「チェーンはまたがない」「チェーンは跳び越えない」様に指導します。

 これだけ注意を喚起しても「やってしまう」児童は…。

 今度こそ、絶対に事故が起こらないことを、また絶対に怪我人が出ないことを、心から願っています。