第2回 文化研修部講座
- 公開日
- 2011/10/27
- 更新日
- 2011/10/27
PTA
25日(火)、『第2回 文化研修部講座』が開催されました。
数年前まで、「軽度発達障害」という言葉が使われていましたが、現在では、様々な書籍などでも「発達障害」という表現が一般的になっています。
「しょうがい」については、「障害」と表記されることが多いと思いますが、「障がい」とか「障碍」と書かれているものを目にすることもあります。
今回の講座の講師を務めていただいた、瀬戸市スクールカウンセラーの西脇雅彦先生は、これまで一貫して、「障碍」という漢字を使ってみえたとのことです。西脇先生のご説明では、元々は「碍(がい)」の字が相応しいが、常用漢字で無いため、当て字として「害(がい)」が使われることになった様です。
人によって感じ方が違いますが、「害」という漢字にあるマイナスのイメージは払拭できません。ということで、最近は、「障がい」という表記を使用する人が増えてきています。
何れにしても、講座の内容はとても好評で、51名の参加者の皆さんが、多くの事を学んでお帰りになりました。また、学んだだけでなく、「勇気付けられた」方々もお見えになりました。
全員の感想を載せたい所ですが、その中の二つを紹介させていただきます。
「ありがとうございました。障がいではなく、得意・不得意、または上手・下手と考えれば、誰にでもあてはまること。そう考えて、特別なことと捉えない方が良いと思いました。親だけでなく、学校の先生や近所・地域の人が、共に見守っていくことがとても大切だと思いました。」
「初めて発達障がいの話(講演)を聞きました。本では読んだことがありましたが、とても分かり易く、勉強になりました。関わり方や環境によって、障がいが障がいでなくなることが、とても印象的でした。私自身、考え方が変わりました。ありがとうございました。」