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全教職員からのお願いです!!

公開日
2011/07/20
更新日
2011/07/20

緊急連絡

 夏休みは、子どもたちだけでの外出の機会が増えます。

 それに伴って、事件・事故に巻き込まれるケースも増えます。

 毎日の様に報道される「痛ましい事件」や「悲しい事件」、そして「交通事故」や「水の事故」。

 特に子どもたちが被害者になった場合には、大きく心が痛みます。

 「いってきます!!」と元気に出かけたお子さんに、「ただいま!!」と元気に帰ってきて欲しい。恐らく全ての親御さんの願いだと思います。

 先日、5年生の児童は、着衣水泳を体験しました。「な〜んだ、服を着ていても何とか泳げるぞ」と思った児童は大変に心配です。「シャツ1枚で、こんなに手が動かなくなるんだ」と恐怖を感じた児童は大丈夫です。

 同じ様に、「自転車の運転が得意だ」「泳ぎには自信がある」「高い所もへっちゃらだ」「悪い奴が出てきたら得意の空手でやっつけてやる」という子どもたちは大変に心配です。

 「自転車でスピードを出すのは怖い」「水が苦手」「高い所は見るだけでも震える」「あの店には怖そうな人たちがいるから近付かない」という子どもたちは先ず大丈夫です。

 当たり前の事ですが、命は一人に一つしかありません。お子さんの大切な命を守るには、周囲の大人の的確なアドバイスが必要です。

 お子さんは、自転車に乗る時にきちんとヘルメットをかぶっていますか(あごひもをかけずに乗っけているだけのヘルメットは何の役にも立ちません)。

 「大切な頭を守るために、しっかりとヘルメットをかぶるんだよ!!」− 本人が嫌がっても、暑がっても、絶対に守らせてください。

 プール,川,海に出かけた時は、一瞬たりとも目を離さない様にしてください。子どもたちは、自分の膝の高さの水位でも溺れてしまうことがあります。

 家の鍵をよく忘れてしまうA君は、これまでも何回となく、マンションのベランダをよじ登り、空いている窓から部屋に入っていました。運動神経が良く、高い所も平気な彼は、その日も同じ様にベランダを、上へ上へと登っていきました。ところが、その日は運悪く雨が降っていました。手を滑らせたA君は落下し、大切な命を失ってしまいました。

 私たち全ての教職員からのお願いです。

 先ずは、8月19日(金)の出校日に、再び元気な顔を見せてください。

 そして、9月1日(木)から、絶対に全員揃って2学期を始めますよ。