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「一日一善」

公開日
2011/07/13
更新日
2011/07/13

ニュース

 少し前に話題にしましたが、私たち高齢(?)の教職員は、当時の先生たちからこの言葉をしょっちゅう聞きました。

 保護者の皆さんは充分にお分かりの様に、「1日に一つだけでも何か善い行いをすること」という教えです。

 今朝、職員室に、「登校途中に携帯電話を拾いました」と届けてくれた6年生の男子児童がいました。

 電話機の履歴から自宅の電話が分かり、かけてみると、高校生のお嬢さんが登校途中で落とされたことが分かりました。

 すぐにお母さんがお見えになって、「拾ってくれたお子さんに、くれぐれも宜しくお伝えください」と感謝の気持ちを述べていかれました。

 届けてくれたY君は、朝一番から「一日一善」が実行できました。

 その「一善」を目の当たりにした私たち教職員も、朝から爽やかな気分になりました。

 そう考えると、「携帯電話を拾って届けたという一善」は、もうその時点で、「二善(?)」になったのかも知れません。