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ふわふわ言葉の溢れる学校に…

公開日
2011/07/05
更新日
2011/07/05

ニュース

 週明けの昨日(4日)から、少しずつ「通知表の所見」が出始めました。

 物理的な理由(コンピュータの「成績処理ソフト」とお考えください)から、文字数が80字程度に制限されています。

 当然の如く、文章でお知らせできる内容はほんの一部です。6月に懇談を行っておりますので、是非、お許しいただきたいと思います。

 通知表の所見欄には、「お子さんが今学期、特に頑張ったこと」や「来学期以降、お子さんに頑張って欲しいこと」が載ります。

 A,B,Cといった評価だけでなく、所見欄にも目を向けていただきたいと思います。

 話題が変わりますが、学校では、「ふわふわ言葉」と「チクチク言葉」という表現で、言葉遣いの指導を行っています。

 イメージでお分かりになると思いますが、「ふわふわ言葉」とは『相手の人を温かい気持ちにする言葉』で、「チクチク言葉」とは『相手の人の心を傷つける言葉』です。

 ご家庭でも、「ふわふわ言葉を使っているよね」「チクチク言葉を使っていないよね」等と、時々、お子さんに聞いていただくのも良いかと思います。

 他にも、してはいけないと思っても、ついついやってしまうのが、「ヒソヒソ(コソコソ)話」や「陰口」です。人によっては、直接、言われる「チクチク言葉」よりこたえる(ショックが大きい)かも知れません。

 「チクチク言葉・ヒソヒソ(コソコソ)言葉」がなく、「ふわふわ言葉」が溢れている学校だったら、子どもたちも私たち教員も、もっともっと学校に来るのが楽しくなるでしょうね。

 そのためには、私たち教員や保護者の皆さんも、範を示さなくてはならない…と考えます。少なくとも子どもたちの前では、「チクチク言葉・ヒソヒソ(コソコソ)言葉」を控えなくてはなりません。

 そして、できるだけ「ふわふわ言葉」を聞かせていけば、子どもたちも、「ふわふわ言葉」を一杯使える人間に育って行く様に思います。

 中日新聞の日曜版に、『ほろほろ通信(志賀内泰弘さん)』というコラムがあり、毎週欠かさず読んでいます。

 気持ちが温かくなる「ふわふわメッセージ」にほろほろすることも…。

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