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昔とは違いますので…

公開日
2009/12/10
更新日
2009/12/10

ニュース

 本日までの4日間、『学級懇談会』にお越しいただき、誠にありがとうございました。担任と充分に話し合うことができなかった分につきましては、今後、連絡帳や電話でカバーしていただきたいと思います。
 ちらっと聞いただけですので、やや不正確かも知れませんが、「子どもたちだけでのスーパー等への出入りは、学校の規則で禁止にできないものか?」といった内容のご相談があったようです。一昔前なら、禁止が当たり前でしたので、お父さん・お母さん方の中には、ひょっとしたら、「先生に見つからないことを願いながら」出かけた方もみえるのではないでしょうか(もちろん、多くの皆さんは、規則をきちんと守られたことと思いますが…)。
 私たち教員が、子どもたちに話をする時には、「無目的に出かけないように!」と伝えます。買い物も一つの社会勉強ですから、文房具などの必要な物を買いに行くのは何ら問題が無いように感じます。ところが、何の用事も無いのに、「ア○○にでも行こうか」となると話は別です。

 警備員さんも配置され、昔より安全にはなってきていると思いますが、「金品をたかられる」ということはまだまだあるのではないでしょうか。ゲームコーナーに行けば、ゲームやプリクラに余分なお金を使うことになります。また、見れば欲しくなる物がいっぱい並んでいますので、魔が差して、ついつい万引きしてしまう…などということも絶対に無いとは言えません。
 
 価値観の多様化している今、「学校の規則で禁止」とお伝えすれば、「そんなことは、各家庭の判断で決めること」という反論が出てくるに違いありません。あくまで個人的な見解になってしまいますが、生活指導の一環として、前の方に書かせていただいた内容は、学校でもある程度、指導すべきであるとは考えます。但し、最終的には、各ご家庭で、「きちんとした約束」を決めるのが一番ではないでしょうか。「どうしても行きたい」ということであれば、先ず、お子さん自身に、事件・事故に巻き込まれない方法をしっかり考えさせる。後は、それを保護者の皆さんが、「大丈夫かどうか」判断する。お子さんの考えが甘ければ、きちんと答が出るまで行かせない…というのも一つの選択です。如何でしょうか?