学校日記

学区にある団地

公開日
2008/12/24
更新日
2008/12/24

学校だより

 学区内には、いくつかの団地があり、それらは昭和30年〜昭和40年代にかけて建てられたものだそうです。当時、瀬戸には多くの人々が働き場所を求め、地方より来ていたため、住宅が必要となり、この時期に団地の造成が行われたそうです。
 その中の一つに学区の北西に県営松ケ丘住宅があります。この団地のできる前は、この地には水がほとんど流れていない川があり、その周りは松林や雑木林だったそうです。この団地の造成にともない、それらが整備され、団地になっていったそうです。その当時の生活の様子として、この辺には店がほとんどなく、地元の食料品店が団地内に引き売りに来ていたそうです。この松ケ丘住宅も近年になり、北側の3棟の場所が少し変わり、以前より北に移転したそうです。
 また、学区の北山町には雇用促進北山住宅があります。この団地は、日本全国の炭坑の閉山などにともない職を新たに求める人々のために造られた団地であり、瀬戸には北山町のほかに、赤津、品野にもあるそうです。以前この地は畑であり、時代がさかのぼり戦争中では、この地の西の畑で效範国民学校の児童が食料としてサツマイモを育てていたそうです。しかし畑にするため、地面を掘ると窯糞(焼き物の失敗品や破片など)が多く、とても大変だったそうです。
 また、学区の南、水野駅の周りには、県営水野団地があり、ここは以前、田んぼだったそうです。

             「↓昭和40年頃の松ケ丘住宅」