知っていることとつなげて読もう(2年1組)
- 公開日
- 2014/02/03
- 更新日
- 2014/02/03
校長室から
校内研修「一人一授業・教師の腕をみがくシリーズ」第8弾となる授業が2月3日(月)の3時限、2年1組で行われました。
今回の授業者は担任の井戸教諭で、国語の教科書の中から「おにごっこ」という説明文が題材として選ばれました。
国語では低学年から「説明文」をあつかう単元があり、かき出しの言葉や文末の表現などを手がかりにして段落をわけたり、文章の順序を考えて説明文の構成やその内容をまとめたりします。
今回の題材である「おにごっこ」では、鬼ごっこのルールをいろいろ工夫してみると、遊びのバリエーションが増えて、楽しさも増すことが、それぞれ例をあげて説明されています。
井戸教諭は授業のはじめに、「せつめい文のおうちを作ろう」と今日のめあてを黒板に書きました。
教科書に登場する説明文は、起・承・転・結などの文章構成がわかりやすく編集されています。2年生では「はじめ」・「中」・「おわり」というおおまかに3つの部屋が「せつめい文のおうち」というわけです。
今日の授業は、その「中」の部分を作者が出した3〜4の例をもとに小さな部屋に分けていく活動が中心となりました。
子どもたちはグループにわかれて話し合って、井戸教諭が配付した短冊カード(要点がまとめられた紙)をワークシートの部屋にふりわける作業を行いました。
段落ごとにふりわけるためのキーワード(光る言葉)が何か、その言葉が印象に残るような提示資料の色分けやグループごとへの支援・助言などが重要となる授業でした。