カイゼンセミナー (2)
- 公開日
- 2013/10/16
- 更新日
- 2013/10/16
校長室から
授業にさきだって、子どもたちはグループを編成して、会社を立ち上げました。また、社長などの役職や会社の名前も決めてありました。
「山田自動車」、「八幡会社」、「LINE産業」や「ブラック会社」・・・、いろいろなマスコミ報道であがった流行語などを取り入れたユニークな社名も見られます。
講師のお兄さんが用意したプレゼンテーションに自分たちの会社名が登場すると、子どもたちがざわめきます。これで授業の“ツカミは、バッチリ”です!
この授業では、定規、はさみ、ステープラー、画用紙(カラーと白の2種類)、製品シールなどのすべて同じ制作キットが配布されます。会社ごとに「フタ付きの箱」を制作することが今日のミッションです。
そして、制限時間内に、決められた規格(サイズ)の製品をどれだけ製造できるかを競うゲームのスタートです。
いよいよゲーム開始です。社長は、専用のメガホンをもらって社員にゲキをとばします。(時々、他の会社を挑発するような言動もみられますが・・)
作業を観察すると、一人で全部の作業を担当しようとするワンマン会社もあれば、社長のリーダーシップで社員がきびきび動く会社、社員の提案を聞いて製造方法を工夫しながら箱作りをすすめる会社、分業に気がついて係を分担しながら作業をすすめていく会社、社長からの指示はあまり出ず、「かげの社長」が陣頭指揮をとる会社などなど・・・・・
やがて会社ごとに個性が出てきます・・・