学校日記

シミュレーション (7)

公開日
2013/08/25
更新日
2013/08/25

校長室から

 訓練につづいて、愛知県防災街づくりアドバイザーや災害ボランティアコーディネーターの堀尾さんが登場して、自作のプレゼンテーションを提示しながら、避難所生活がスタートした場合の心得(こころえ)やペットを同伴した被災者の飼育ルールなど、「避難所共通理解ルール」を説明してくださいました。

 今回のシミュレーションで私が印象に残ったのは、会場(体育館)の中央に、自由に参加者が気づきを書き込める「ホワイトボード」が設置してあったことです。
「スクリーンが小さくてよく見えない」をはじめ、
「マイクの音量をしぼって話してほしい」とか、「バケツの水が少ないと、うまく流れない」・・・など、参加者のつぶやきがアナログ版ツィッター(?)のように閲覧できたことです。
 すべてのプログラムを終えたところで、対策本部長の伊藤自治会長がホワイトボードに書き込まれたことを発表して、本日のシミュレーションをふりかえり、今後の検討課題としました。

 シミュレーションに参加した地域のみなさんは、アンケートに回答した後、炊き出し訓練で調理された「たきこみご飯」と「缶入り飲料水」をおみやげに帰宅されました。

 どしゃ降りになったり荒れた天候で、一部に混乱もありましたが、いろいろな気づきができて、有意義な訓練となりました。
 この企画、運営をされた「防災ネット・せと」の関係者をはじめ、八幡台自治会と防災リーダーのメンバー、そして、音響設備を提供してくださり、スムースな進行に支援をしてくださったラジオサンキューのスタッフの皆さまに感謝申し上げます。