薬物乱用防止教室
- 公開日
- 2013/06/18
- 更新日
- 2013/06/18
校長室から
6月18日(火)の2時限、愛知県警察本部・少年課より田中警部補が来校されて、6年生を対象に「薬物乱用防止教室」の授業をしてくださいました。
はじめに子どもたちは、啓発教材ビデオ(DVD)を視聴しました。この中では未成年者が薬物乱用におちいる2つのケースが紹介してありました。
一つ目は、小学生男子が中学校の先輩の家へ遊びに行った際、シンナーの吸引をすすめられたのをきっかけに、どんどんシンナーをやめられなくなってしまうケース。二つ目は、アナウンサーを夢見る女子中学生が街で見知らぬ若い男から声をかけられて、合成麻薬をプレゼントされる。その後、興味本位に試した薬物がやめられず、だんだん乱用の深みにはまってしまい、最後は幻覚が見えたり、仲の良い友だちを裏切ったりする破滅の道へすすんでしまうケースでした。
田中警部補は、薬物は人の「脳」と「心」と「命」を台無しにしてしまう恐ろしいものであること、薬物は簡単に止められないものであること、悪い誘いがあったらきっぱり断る勇気を持つことの大切さなどを子どもたちに伝えました。
最後に、子どもたちは田中さんが持参された“薬物のサンプル”(押収品をもとに再現された模型)を見せていただき、教室へ帰りました。