きょうの給食(4月26日)
- 公開日
- 2013/04/26
- 更新日
- 2013/04/26
きょうの給食
[今日のメニュー]
・五目白みそ汁
・さばの照り焼き
・ゆかりあえ
・たけのこごはん
・牛乳
金曜日は学校の給食調理室で調理された“ごはんメニュー”が出ることが多いです。今日は、今が「旬」のたけのこをつかった「たけのこごはん」が登場しました。
食用につかわれるたけのこは、やわらかい「孟宗竹(もうそうちく)」という種類が多いです。この名前は中国の三国時代の孟宗という人の名前からつけられました。
たけのこは、地表に出る直前に掘り取ったものが味がよく、地表で伸びすぎると繊維が発達して堅くなり、食べられなくなります。収穫したばかりのたけのこは、生食(さしみ)として好まれてもいます。また、たけのこには食物繊維が豊富で、おなかの調子を整えるはたらきがあります。
以前の国語の教科書には「たけのこ ぐん」という詩がありました。
たけのこ ぐん
ぶしか えつこ
たけのこが
ぐん
せのびして
つちを わったよ
あたまに きらり
つゆを のせてる
あさの おほしさんに
もらったのかな
たけのこ のびろ
ぐん
題名は、「たけのこ ぐん ぐん」ではなく、、「たけのこ ぐん」です。なぜ「ぐん ぐん」や「ぐん ぐん ぐん」でなくて、「ぐん」一個なのでしょうか。作者が「ぐん」一個にしたのは、なにか理由がありそうですね。
この詩に描かれているたけのこは、地表に出て伸び上がったたけのこではなく、地中にあって、今、瞬間的に・短時間に、まさに「ぐん」と地表に伸び出てきて、ほんのちょっぴり顔(頭)を出したばかりのたけのこのようです。
作者は「ぐん」と単発にして、たけのこの持つ「瞬間的な生命力」や「成長のスピード」に感動したのかもしれません・・・