思いやりの伝え方
- 公開日
- 2013/04/17
- 更新日
- 2013/04/17
校長室から
今日(17日)の午前中は名古屋へ出張で、午後からの授業しか見られませんでした。
5時限目、6年2組(担任:加藤教諭)の教室へおじゃますると、読み物資料をつかって道徳の授業が行われていました。
読み物資料は・・・
友だちのちょっとしたミスからサッカーの試合に負けてしまった日、ミスをした友だちを励まそうとメールをしたぼく。でも、そのメールを送った日からその友だちと気まずい関係になってしまう。メールの内容を別の友だちに見せると、内容が傷つくものだと告げられるというストーリー。
メールには「がんばれよ」という励ましのメッセージとともに、「おまえドジだな」という言葉もそえられていました。
加藤教諭は、自分がこのメールを受け取ったらどんな気持ちになるか、もし、同じ内容を対面して聞いたらどう感じるのか、子どもたちに話し合わせました。
さらに、加藤教諭は「思いやりの伝え方」について、子どもたちの日常の生活をふりかえらせていま一度考えさせました。
ミスをして落ち込む友だちを励まそうとメールした「ぼく」の思いやり。親しみをこめた意味での「ドジだな」の言葉・・・
この読み物資料に子どもたちだけでなく、私も葛藤しました。
先日、名言・格言の書かれた日めくりを見ていたら、こんな言葉がありました。
「心は どこにある?」
子どもの つぶやき
「心は 人と人の あいだにある」