学校日記

きょうの給食(3月5日)

公開日
2013/03/05
更新日
2013/03/05

きょうの給食

[今日のメニュー]

・のっぺい汁
・鉄火みそ
・ごはん
・牛乳

 「のっぺい汁」は、日本全国に分布する郷土料理の一つです。料理の際に残る野菜の皮やへたを刻んでイモや鶏肉、豆腐などといっしょに煮て、汁を残さず食べる目的で、小麦粉、くず粉、片栗粉などでとろみをつけているのが特徴です。
 地域によって使用する材料やとろみの加減などが大きく異なりますが、おもにサトイモ、ニンジン、コンニャク、シイタケ、油揚などをダシで煮て、醤油、食塩などで味を調え、片栗粉などでとろみをつけてあるのが共通点です。
 とろみのある汁が粘って餅のようであることから“濃餅”と書き、ぬらりとしたことを意味する「ぬっぺい」がなまって「のっぺい」になって“能平”や“野平”の字を当てることもあります。給食で出された「のっぺい汁」は写真でもおわかりのように、さらっとした仕上がりになっていました。
 「鉄火みそ」の「鉄火」とは、「熱した鉄のように赤い」という意味で、赤味噌を使うことから、この名前が付けられたそうです。
 栄養のバランスがとれた「体によい料理」で、一皿にうずら卵をはじめ、さやいんげん、にんじん、こんにゃく、大豆、豚肉、ちくわ、大根・・たくさんの材料に味噌がしみこんで、まさに健康になれそうな一品です。