学校日記

‘夢たまご’に願いを込めて・・・

公開日
2013/03/04
更新日
2013/03/04

校長室から

 3月4日(月)の5時限、6年2組(担任:水野教諭)の教室では、キャリア教育の一つとして、「夢たまご」の授業が行われていました。
 授業のはじめに水野教諭は、‘夢たまご’(穴のあいた、たまご形の陶器)を子どもたち一人ずつに配りました。
 
 まずは、この‘夢たまご’のコンセプトについて少しふれておきたいと思います。

“人はつながりの中で夢を描き 夢はつながりの中で育まれる”
 そんなコンセプトで生まれた、自分とつながる人の夢を見守る「お守り」が‘夢たまご’です。
 応援される人が夢を書いた紙と、応援する人が、その夢を応援するメッセージを書いた紙を、夢たまごの中に入れ、叶うまでいつも持ち歩くことで、夢をいつまでも忘れずにがんばれる。そして、ずっと続けられることで夢は実現する、という考えです。
 「瀬戸の大人たちみんなで子どもたちの夢を育みたい!」そんな思いが、地場産業の「せともの」の技術で具現化された‘夢たまご’は、陶磁器の街・瀬戸市で一つ一つ手づくりで制作されたものです。
 今年もNPO法人のアスクネットさんのご厚意で、キャリア教育をすすめる八幡小学校の6年生を対象にして、児童数分の‘夢たまご’をプレゼントしていただきました。

 子どもたちは先週までに、「自分の将来の夢や希望」や「だれかへの感謝や応援メッセージ」などを小さな用紙(付箋紙)に書き表していました。
 水野教諭よりその付箋紙をもらった子どもたちはくるくると丸めて‘夢たまご’の中へ入れました。
 メッセージが封入された‘夢たまご’は、下校後に家庭で子どもたちのかばんや携帯端末、キーホルダーなどに取り付けられ、卒業後の子どもたちの生活を見守っていくことでしょう。

 このキャリア教育「夢たまご」の授業実施にあたって、ご支援・ご協力くださったNPO法人 アスクネットのみなさまに、この紙面をかりて感謝申し上げます。