かぼちゃのつる (1)
- 公開日
- 2013/02/28
- 更新日
- 2013/02/28
校長室から
2月28日(木)の3時限、校内研修「一人一授業・教師の腕をみがくシリーズ・第11弾」が行われました。
今日は、井上教諭(1年2組担任)が道徳の授業「かぼちゃのつる」を公開しました。
今日のねらいは「行き過ぎた行動を反省し、わがままを慎もうとする気持ちを育てる」です。
学級という集団生活の中で、その場の空気を読んだり、他人の心情を考えたりする態度がどれくらい1年生の子どもたちに見られるのか、私自身も興味津々でありました。
井上教諭は授業の冒頭で、つるを伸ばして花をさかせたアサガオを育てたときのようすをふり返りました。そして、同じようにつるを伸ばすかぼちゃが主人公のお話をはじめました。
“ぐんぐん成長するかぼちゃは自分の畑にとどまらず、道をこえてスイカの畑までつるをのばしました。わがままになっていくかぼちゃは みつばちや子犬の忠告も聞かずにさらにつるをのばそうとしますが、「ごとん、ごとん」と道にやってきた車につるをふまれて泣き出してしまう・・”というストーリーです。
井上教諭はお話の登場人物をイラストカードで作成し、黒板をパネルシアターにしてストーリーをふりかえりました。そして、はじめの頃のかぼちゃの気持ちを子どもたちに想像させました。
赤:そのまま (つる)のびつづけよう
青:(つるを)のばすのを やめよう
子どもたちは、自分の考えを「反応器」(円グラフのように赤と青の割合が自由に変えられる手づくりの道具、井上教諭の授業ではおなじみのものとなってきました)を使って表現し、その理由について話し合いました。