きょうの給食(2月14日)
- 公開日
- 2013/02/14
- 更新日
- 2013/02/14
きょうの給食
[今日のメニュー]
・さわにわん
・鉄火みそ
・麦ごはん
・魚ふりかけ
・牛乳
・きんかん
「さわにわん」は名前を聞いても「?」という子も多いようです。
豚肉をはじめ、油揚げ、タケノコ、ごぼう、しいたけ、みつばなど、具だくさんの汁物の一つで、その名の由来は、具沢山(ぐだくさん)の煮物である「沢煮」から転じたという説があります。
「鉄火みそ」の「鉄火」とは、「熱した鉄のように赤い」という意味で、赤味噌を使うことから、この名前が付けられたそうです。栄養のバランスがとれた「体によい料理」で、一皿にさやいんげん、にんじん、こんにゃく、大豆、豚肉、ちくわ、大根・・たくさんの材料に味噌がしみこんで健康になれそうな一品です。
「風がはやるときんかんが売れる」と言われるように、昔からきんかんは、咳やのど荒れに効くとされ、風邪薬として食べられてきました。
その「きんかん」が今日は給食初登場です!
「きんかん」は中国原産のフルーツです。江戸時代に静岡沖で遭難した中国船が清水港に漂着しました。この時に助けてくれた地元の人に船員が砂糖漬けのきんかんをプレゼントしました。その実からとったタネから育ったものが日本中にひろまった・・と言われています。
私の子どもの頃、庭にきんかんの木がありました。かじると酸っぱい汁が口にひろがったという記憶だけが残っています。
これまで「ちょっと苦手・・」というイメージのきんかんでしたが、給食で出されたきんかんは想像より大きなサイズで、とても皮が甘く、印象が変わるほど美味しいフルーツでした。
八幡小学校のプール北側にもきんかんの木が植えてあって、ちょうど今、実がなっているんですよ。