［今日のメニュー］

・ちゃんこ
・切り干し大根のベーコン煮
・麦ごはん
・牛乳
・納豆

　「ちゃんこ」とは、相撲の力士がとる食事を意味し、体格がよくなるように多くの具材を使う鍋料理です。部屋に入門したばかりの“力士のたまご”（？）は、毎日の稽古（けいこ）と睡眠、そして、この“ちゃんこ鍋”などから栄養をとって、あのたくましい体格が完成されていくようです。
　「ちゃんこ」には、豚肉や牛肉ではなく、鶏肉が使用されるのは、力士が取組でうっちゃられても、鳥のように簡単に転んだり手をついたりしないように縁起をかついでいるのだそうです。
　「切り干し大根のベーコン煮」は初登場ではないでしょうか？
　切り干し大根は、秋の終わりから冬にかけて収穫したダイコンを細切りにし、広げて天日干しされた乾燥食品です。切る太さによっていくつかの種類に分けられ、タテ四つ割にしたものは「割り干し大根」と呼ばれます。また長崎県には、大根を茹でてから同様の加工を施した「ゆで干し大根」があります。
　給食では、水でふっくら戻した切り干し大根とベーコンを炒めて、ダシ汁に、にんじん、さやいんげん、油揚げをいっしょに入れて、砂糖、しょうゆで煮ふくめます。最後に花かつおをまぶして、できあがりです
　今日は、（私のちょっと苦手な）納豆が登場しました。卒業記念ランチで来室した６年生の女子４名のうち３名は「納豆がすき」と答え、美味しそうに食べていました。（セットに入っている辛子はパスしていました）

　彼女らが去った後も校長室には、納豆の残り香（？）がただよっていました・・・