珍しいお客さま
- 公開日
- 2012/12/02
- 更新日
- 2012/12/02
校長室から
12月2日(日)の午後、八幡小学校へ行くと珍しいお客さまと遭遇しました。
野球部の監督さんらが試合の準備をしていると、グランドに猫より大きく、犬より小さな野生動物を目撃、コーチらが近寄ると職員室前の側溝へ逃げ込んだので、コンクリートブロックや棒などで出口をふさいでくださいました。私が溝をのぞいてみると、細く、とがった鼻先が見えました。
閉じ込めたのが犬や猫ではなく、野生の動物なだけに捕獲も難しく、万が一グランドで練習中の子どもたちに危害を加えられても大変なので、瀬戸市役所より「捕獲用のオリ」の借用をお願いしての「捕物帖(とりものちょう)」となりました。
10人近くの大人が長い棒でつついたり、ホースによる放水を行ったりで、その動物を捕獲用のオリに追い込んで、みごと御用となりました。
“ アライグマかな? ”と予想していましたが、野生動物の正体は、「狸(たぬき)くん」でした。みんなに突かれて、かなりエキサイトしているらしく、オリの中のスプリングや針金にかみついていました。あの凶暴な顔つきや鋭い歯をみたら、やっぱり素手で格闘しなくてよかったなぁ・・と思いました。
さて、ポンポコたぬきくんは、野生動物なので市役所職員によって、この後、近隣の山に帰してやるそうです。(もう八幡台にきちゃダメだよ)
子どもたちの安全のために出動してくださった警察署員をはじめ、市役所の石井さん、そして、第1発見者の野球部の監督、コーチのみなさんにこの紙面をかりて感謝申し上げます。