学校日記

時こくと時間のちがい(3年2組)

公開日
2012/09/06
更新日
2012/09/06

校長室から

 9月6日(木)の2時限、3年2組では担任の洞口教諭と少人数指導担当の加藤教諭によるティーム・ティーチングで算数「時間と長さ」の授業が行われていました。
 教科書を見ると、図書館の開く時刻が時計のイラストで「午前9時」をさしています。右の方を見ると、図書館の閉館の時の時計の針が「午後5時30分」と表されています。
 出題されたのは「図書館の開いている時間はどれだけですか。」です。う〜〜ん、午後○時というようなキリのよい時刻でも難しいのに、分の単位まで出てくると、頭が混乱しますねぇ。また、大人にくらべて「時間」と「時こく」のちがいをとらえることは子どもには大変なようにも感じます。
 こんなときはデジタル表示の時計より、アナログの方が時間の経過や間隔が視覚で助けられて、わかりやすいですね。
 子どもたちは洞口教諭の提示した教具(黒板に貼られたイラストつきのシート)を見ながら、いろいろな計算方法を考えていました。
 8月下旬に洞口教諭が教室や職員室で、せっせと作成していたのは、このシートだったと気づきました。
 文章で表され、時間の経過を考える複雑な問題、洞口教諭は、視覚でうったえることにより一人でも多くの子どもに理解しやすいように教材を「仕込んで」いたのでした。