☆八幡小の歴史(平成5年度 1)
- 公開日
- 2012/08/29
- 更新日
- 2012/08/29
校長室から
平成5年度は、各学年オール3クラスの18学級となり、全校児童数は558名でスタートしました。
在籍児童数がピークをむかえた昭和59年度(1194名)から、すこしずつ減少がはじまり、とうとうピーク時の半分、600人を割る規模の学校になりました。
八幡小学校音楽部は、これまでに数々のバンドフェスティバルに出場したり、「CBCこども音楽コンクール」で最優秀賞を受賞したりするなどの多くの活躍が認められ、翌年(平成6)に開催される「わかしゃち国体開会式」のファンファーレ隊に選出されました。
5月10日(月)、「国体開会式出演団体委嘱状交付式」が名鉄グランドホテルで行われ、学校を代表して出席した高島校長に委嘱状が授与されました。(写真 1・2)
ファンファーレ部門に選出されたのは愛知県下でわずか12校のみ。国体開催が翌年のため、出演できるのは当時の5年生ということになります。瀬戸市内では八幡小の他に幡山西小学校も選出されました。式典用の楽器購入費として両校あわせて312万円が県と市から配分されたそうです。
出演団体として選出された12校のうちの2校に八幡小と幡山西小が選ばれたことから当時の瀬戸市の吹奏楽のレベルの高さがうかがわれます。
7月5日(月)の夕方、式典参加用の新しい楽器が届けられ、さっそくそれを使用した練習が八幡小学校で行われた新聞記事が現在も残っています。(写真 3)
10月14日には、「第30回 全国身体障害者スポーツ大会(ゆめぴっくあいち)」のファンファーレ部門にも選出され、委嘱状が交付されました。
国体開催の前年でありながら、11月には「国体リハーサル大会」にも参加するなど、音楽部員にとっては、いそがしい一年となったようです。
翌年は「開校20周年」を迎えることから、6月10日(木)には全校児童が運動場に並んで「人文字」をつくり、航空写真が撮影されました。その後「開校20周年記念の下敷き」が完成し、児童らに配布されました。(写真 4)
平成5年度は、翌年のイベントにむけた準備であわただしかった年のようです。