セビチェ おいしいよ!
- 公開日
- 2012/07/17
- 更新日
- 2012/07/17
校長室から
もう1学期も残りわずかの7月17日(火)の3、4時限目、日本語教室(担当:古田教諭)では、「母国の料理を紹介しよう」をテーマに授業が行われました。
いつもは漢字ドリルや日本語カルタ、ワークシートなどの書き取りや話し言葉の練習を日本語教室(本館3階)で行っている6年生のキアラさん、キミエさん、メイさんの3名ですが、今日の学習は教室を飛び出して、家庭科室(北館3階)での調理実習です。
今回はキアラさん(ペルーより来日)が中心となって、「セビチェ」を作りました。(写真 1〜4)
セビチェ(cevicheまたはcebiche:"i"にアクセント)とは、ペルーやメキシコなど、中南米で食べられる名物料理で、日本人にもわかりやすく言うと「魚介類のマリネ」の総称です。
作り方は、小骨を良く取り除いた生の魚を1-2cm角くらいに切ります。これに、みじん切りにしたタマネギとトマトを加え、レモンをたっぷり絞って混ぜ合わせたら、パセリなどの香草やアヒ・アマリージョ(唐辛子)などの香辛料を好みで加え、塩で味を整えてできあがりです。
白身魚のほかに、エビ、イカやホタテが使われることも多いそうです。
ペルーのセビチェは特に有名で、前菜として出されることのほか、ジャガイモやトウモロコシなどを添えてメインディッシュとなったり、大人には酒のつまみとしてもよく食べられたりするそうです。
これまで勤務した学校でもペルーから来日した子どもたちは決まって「ウチノ 父サンガ ツクル セビチェ、最高ダヨ!」と言ってましたが、本日はじめて実物を見て、試食もさせてもらいました。
お皿の中央に見えるのが白身魚のマリネ、両側に並べてあるのは、茹でたサツマイモです。(写真 5)
お皿の絵柄も盛りつけもどことなくエキゾチック!
お味は・・もちろん「最高!」でした!
ごちそうさま!