学校日記

きょうの給食(7月4日)

公開日
2012/07/05
更新日
2012/07/05

きょうの給食

 今日のメニューは、親子汁、五目豆、ごはん、牛乳、冷凍あんずです。(写真 1)
 「親子汁」は文字どおり、鶏肉と卵の入った汁物です。(写真 2)
 親子汁とともに出されたのが「五目豆」(写真 3)。今日は和風の組み合わせとなりました。
 デザートの「冷凍あんず」は給食では初登場ではないでしょうか?低学年の中には「ピーチ(桃)」と思っていた子も多かったようです。(写真 4)
 あんずは漢字で表記すると「杏(杏子)」。あんずの原産地は中国北部、中央アジア、ヒマラヤ西北部といわれています。中国では2000年も前(一説には4000年以上前)から種の中にある「杏仁(きょうにん)」を収穫するために栽培されていたようです。取り出された杏仁は、そのまま食べるのではなく主に漢方薬として利用されていました。その後、中国からヨーロッパ、中東、アフリカへと渡り、18世紀頃にアメリカに渡ったとされています。
 日本に渡ってきた時期は定かではありませんが、平安時代の書物に「カラモモ」という和名で登場していることから、その頃には栽培が行われていたと考えられます。ただし、当時は中国と同じように杏仁を収穫するための栽培であったようです。
 日本であんずの果実を食べるようになったのは、明治時代になってからのことで、本格的な栽培が行われたのは、ヨーロッパ品種が積極的に導入された大正時代からといわれています。
 あんずは、桜のようなかれんなうすいピンクの花を咲かせます。