大型絵本の読み語り(6月8日)
- 公開日
- 2012/06/08
- 更新日
- 2012/06/08
図書ボランティアより
8日は金曜日、読書週間の限定企画「大型絵本の読み語り」が30分放課に多目的教室で行われました。
今日も3名の図書ボランティアさんが来校してくださいました。今日の絵本は、漫画『アンパンマン』でおなじみのやなせたかしさんの「やさしいライオン」です。
ある国の野外動物園、みなしごライオンのブルブルがいました。犬のムクムクがブルブルのお母さん代わりになり、ブルブルをおんぶして子守唄を聞かせたり、いろんなしつけをしたり・・・
ムクムクに育てられたブルブルは、やさしいライオンになりました。やがて大きくなったブルブルは、都会の動物園に移されることになり、お母さんがわりのムクムクと離れ離れになりました。
数年後、ブルブルはサーカスの人気者になりましたが、夜になると思い出すのは、やさしい子守歌を歌ってくれたムクムクのこと。
ある夜、遠くの方であの懐かしい子守唄が聞こえたので、ブルブルはものすごい力で檻(おり)をやぶって動物園を飛び出します。
町外れでようやくムクムクを見つけますが、今ではすっかり年をとって、今にも死にそうです。
「おかあさん! こんどこそ はなれないで いっしょに くらそうね。」
そんなブルブルとムクムクに向かって、警官隊はライフルを発射します・・・・
絵本の裏表紙には、キラキラと輝くひとつの星が描かれていました。