タイプライターとの出会い (2)
- 公開日
- 2012/05/04
- 更新日
- 2012/05/04
校長室から
春日井市の雑貨店で行われていた「蚤の市(のみのいち)」で買ったタイプライターのその後です。(4月30日付けの当HPで紹介しました)
ゴールデンウィークに入って、本体を分解してパーツに油を差したり、ネットで操作方法を調べたりして、構造などがずいぶん分かってきました。さらに、注文していた交換用のインクリボンが届いたので、さっそく本体にセットして、文字を打ってみました。
やりました〜〜!みごとに文字が打てます。どうやら故障箇所はないようです。現代のノートPCよりもコンパクトで、キーを打つのと同時に文字がプリントされ、電源を必要としないのがおもしろいですね。今度、子どもたちが校長室へ遊びにやってきたら、ローマ字で自分の名前でも打たせてみようかな・・と考えています。(写真 1・2)
さて、ゴールデンウィークで日頃は手をつけない自宅の大掃除や物品の整理を行っています。これは萩山小学校に勤務していた頃に使用していた「ワードプロセッサー」(いわゆるワープロ)です。発売元がカメラメーカーであるのがおもしろいですね。これで学級通信や職員会議の提案文書をたくさん作成しました。ワープロも1台で文字入力からプリントアウトまでしてくれる便利ツールですが、電源を必要としています。当時、このワープロを使っていると、同僚から「これからは、コンピュータで文書を作成する時代になりますよ!そんな魚群探知機、止めた方がいいですよ」なんて揶揄されていました。(写真 3)
またまた出てきました。祖母懐小学校に勤務していたときに使っていたワープロです。同僚のアドバイスも聞き入れず、コンピュータではなく2台目もワープロを購入しました。画面の表示がカラーになっています。(写真 4)
さて、タイプライターの使用方法がわかってくると、ワープロや現代のコンピュータで使用される「一太郎」、「ワード」などの文書作成ソフトがタイプライターの構造や所作をルーツにしていることに気づきました。このことは、またあらためて紹介したいと思います。
こんなガラクタのワープロなどを並べていると、家族から冷たい視線プラス「断捨離のススメ」が聞こえてきそうです・・・ (つづく)