学校日記

明日から「全国学校給食週間」!

公開日
2012/01/23
更新日
2012/01/23

きょうの給食

 明治22年,山形県鶴岡市の小学校でお弁当を持って来ることのできない貧しい子どもたちに学校を建てたお坊さんが昼食を出したのが,日本での「学校給食のはじまり」と言われています。
 そのときのメニューが,おにぎり,焼き魚,漬け物だったそうです。その当時の子どもたちはみんな喜んで食べたそうです。(写真)  

 明治22年にはじめて実施されて以来、全国各地に広がってきた学校給食は、太平洋戦争が始まると中断されてしまいました。
 戦後、食糧難による児童の栄養状態の悪化を背景に、学校給食実施の必要性が叫ばれるようになり、昭和21年6月にララ(Licensed Agencies for Relief in Asia)より、給食用物資寄贈を受けて、昭和22年1月、学校給食が再開されました。
 まず試験的に、東京、神奈川、千葉で、児童約25万人に対して学校給食を実施することになりました。それ以来、この12月24日を「学校給食感謝の日」と定めました。
 その後,昭和25年に、ララ、ユニセフ等による給食用物資の寄贈に対する感謝の意を表するとともに、学校給食が戦後に再開できた意義を考え、新たに「学校給食週間」が定められました。
 ただし実施する期間は、冬休みと重ならない1月24日から1月30日までの1週間としました。

 瀬戸市で給食が再開されたのは昭和22年。その時のメニューは、「蒸したさつま芋」と「子どもたちが校庭で育てた小麦を使用したうどん」だったそうです。 
 
 「学校給食週間」にちなんで、瀬戸市では,郷土料理や愛知県産の食材を使用したメニューが登場しますのでお楽しみに!!