校内研修(12月6日)
- 公開日
- 2011/12/06
- 更新日
- 2011/12/06
校長室から
12月6日(火)の4時限目、1年1組(大秋教諭 担任)が国語の授業を職員に公開しました。6月の福留教諭の研究授業からスタートした校内研修「一人一授業・教師の腕をみがくシリーズ」も今回で第16弾、いよいよ大詰めとなりました。
大秋教諭が授業に選んだ単元は「ずうっと ずっと 大すきだよ」というお話です。
話の内容は、語り手である主人公「ぼく」と愛犬エルフの成長の様子や老いて死にゆくエルフを温かく見守り続けた「ぼく」の姿を通して、登場人物の心の交流と命への慈しみの気持ちがやわらかい雰囲気の挿し絵とともに描かれています。
さて、子どもたちは、大秋教諭の読み語りを聞きながら、心優しい「ぼく」に共感を覚えるとともに、死んでしまうエルフにも、主人公と同じような優しい眼差しを向けて読み進め、「ぼく」の気持ちを想像する活動に取り組みました。(私自身、13年飼っていた愛犬がなくなった時のことを思い出して、授業中にセンチな気分になっていました・・)
子どもたちは、何人かの教員に見守られるなど、いつもの授業とはちがう状況の中で緊張したのか、それともはりきっていたのでしょうか、ノートに自分の考えを書き表すためにとても多くの時間をかけすぎて、十分な話し合いの時間を確保できなかったのが残念でした。しかし、一人ずつのノートを点検すると、じつに美しい文字でていねいにまとめられているものが多く、4月に入学した頃と比較して確実に「成長のあと」が感じられました。