読書集会 (1)
- 公開日
- 2011/11/10
- 更新日
- 2011/11/10
図書ボランティアより
11月10日(木)の1時間目、体育館で「読書集会」が行われました。集会は二部構成で第一部は、図書ボランティアさんによる全校児童対象の読み語りでした。
本日、ボランティアさんが読み語りに選ばれたのは「がっこうかっぱのイケノオイ」(作:山本 悦子)です。会場が体育館ですので液晶プロジェクターで大型スクリーンにさし絵を投影しての読み語りとなりました。
8名のボランティアさんは、事前にさし絵はカラーコピーし、読み語り原稿も製本されるなど準備バッチリ!また、朗読の呼吸もぴったりでした。
「イケノオイ」って何?と思った子どもも多かったのですが、お話が進むにつれて意味がわかっていきます。さて、そのストーリーとは・・・
朝の会のとき、クラスのみんなの前でしゃべる「スピーチ」がきらいな「ぼく」。その理由は、うまくしゃべれないし、どきどきしてあさごはんをもどしそうになるから・・「みかちゃん」もだまったまま、なみだをうかべている。
「アンドレくん」は、日本語がじょうずじゃない。今日はアンドレくんがスピーチの番だ。アンドレくんは「カッパ、ミタ」といってカエルをみせて、みんなに笑われた。
しかし、学校帰りに近くの池でぼくと、アンドレくん、みかちゃんは本物のカッパをつかまえてしまう・・・
外国からやってきた友だち、スピーチのきらいな子ども、時には学校があんまり楽しく思えなくて、家を出るのがつらいなと思う朝もある。学校の近くに池がある。なんとなく私たちの学校とよく似た舞台でストーリーが展開します。
「学校から聞こえてくる音でかっぱが一番すきな音は何か?」かっぱが3人になぞなぞを出します。でも、3人の答えは正解ではありませんでした。
かっぱが一番好きな音は「子どもたちの笑い声」
笑い声に満ちた学校、家庭、そして……子どもたちが笑っていられる世の中。あたりまえのようで、これがすてきなこと。あたり前だけど大切なことは何かを考えさせられます。
笑い声がいっぱいの学校、みんなでつくっていけたら・・と思います。