教育実習(10月17日)
- 公開日
- 2011/10/17
- 更新日
- 2011/10/17
校長室から
教育実習はいよいよ第4週目を迎えました。実習生のこれまでの活動といえば、指導教官の授業を見学したり、指導の補助を行ったりすることが中心でしたが、いよいよ実習生主体の活動が始まりました。
17日(月)の3時限目は算数の研究授業が行われました。自動車学校でたとえるなら、突然の歩行者の飛び出しや車両の割り込みなど想定外のことがいろいろ起きるたびに臨機応変に対応しなければならない「路上教習」のようなものでしょうか?
さて、今日の授業は「かけ算 (1)」です。中学校へ進学しても、高校、大学・・一生お世話になる「九九(くく)」の学習の第一歩であります。保護者の皆様にも経験があると思いますが、「九九の学習」は「五のだんの九九」から始めることが多いです。これは「一の位」の答えが「5、0、5、0・・・」と視覚的にもとらえやすく、また、頭の中で数の合成がしやすいことなどが理由としてあります。
実習生の鷲野さんは、「5」という数字のイメージを子どもたちがつかみやすいように「5人乗りのジェットコースター」のカードを作成して授業を始めました。
黒板へチョークで文字を書くことに緊張したり、工夫をかさねて作成したプリントの反応にワクワクしたり、予想もしなかった子どもたちの意見や活動にとまどい、ドキドキしながら質問内容を変更したり・・・
実習生の授業を観察する中で、自分自身の教育実習のことをつい昨日のことのように思い出していました(^_^;)