学校日記

校内研修(6月27日)

公開日
2011/06/27
更新日
2011/06/27

校長室から

  「一人一授業・教師の腕をみがく」の第4弾が27日(月)の3時間目、4年2組で行われました。国語「一つの花」という物語を題材に授業者は小倉教諭でした。
 物語の舞台は戦時中の日本。父親の出征の日が来ました。幼いゆみ子は母親に抱かれて駅まで見送りに出かけるところで、だだをこねます。そこで父はゆみ子に一輪のコスモスの花を託します・・・
 「配給」、「防空ずきん」「軍歌」などの言葉が登場するこの物語。戦争体験のない子どもたちにとっては想像がむずかしい題材です。小倉教諭は子どもたちに当時の様子が理解しやすいように写真資料などを提示しながら授業をすすめます。
 読み取りの活動では、最初に子どもたちは起立して「一人読み」をします。次に「駅で別れる場面の父、母の心情」を想像してワークシートに書きます。
 発表の段階で、子どもたちは自分の意見と友だちの意見とをつなぐ言葉を添えながら発表をします。小倉教諭は意見の内容ごとに黒板に記録して、発表者のネームプレートをはっていきます。
 実にのびのびと発言する子どもたちの姿が印象的でした。