読み語り(6月16日)
- 公開日
- 2011/06/16
- 更新日
- 2011/06/16
図書ボランティアより
本日、紹介させていただく図書ボランティアさんは谷口さんです。16日(木)、朝の読書タイムに谷口さんは5年2組で読み語りをしてくださいました。谷口さんが選ばれた1冊は、「落語絵本・おばけつかい」です。落語絵本は「じごくのそうべい」や「じゅげむ」、「まんじゅうこわい」など楽しいもの多いですね。題材が落語ですから、エンディングに仕掛けてある「オチ」を読んだときの子どもたちの反応もおもしろいです。
ある日、ご隠居さんは奉公人の久蔵さんを連れて古いお屋敷に引越して来ました。ところがこのお屋敷、近所では「お化けが出る・・」とのうわさの高い所です。やがて、奉公人の久蔵さんは「ばけものはいやだ」とやめて出ていってしまいます。
でも、そんなことはまったく平気のご隠居さんの前に現れたのは、一つ目小僧!ご隠居さんは驚くどころか、助かったとばかりに、食事をつくれ、そうじをしろ、ふとんをしけ、肩をたたけと、まったく「人使い」(化け物づかい?)があらいこと!
ご隠居さんに命令されて、必死で働くお化けたちの姿がなんともユーモラスです。
やがて屋敷の化け物たちはご隠居さんに散々こきつかわれて疲れはててしまい、最後は「おひまをください!」と出ていくことになります…
裏表紙のイラストにも化け物の正体が描かれ、ちゃんと「オチ」がありました・・・・