学校日記

読み語り(6月14日)

公開日
2011/06/14
更新日
2011/06/14

図書ボランティアより

 14日(火)、図書ボランティアの水野さんが3年1組で読み語りをしてくださいました。
 水野さんが読まれたのは、「むくどりの夢」(浜田 廣介 作)でした。

 くる日もくる日も母どりを待ち続けるむくどりの子ども。でも、もうこの世に母どりはいないことも知らずに…。不幸ではあるけれど、自然の中で寄り添って生きる父どりと子ども。
 問いかける子どもを見つめる父どりのまなざしは、限りなくやさしい。その目には、子どもがやがて大人になり、旅立っていく姿までもがうつっているのかもしれない…


 水野さんは、あえて「さし絵」を見せず朗読によって子どもたちにイメージをふくらませました。子どもたちは知らず知らずのうちに物語の世界へ引き込まれていきました。

 最近 あまり読まれなくなった物語だけに、今日の読み語りは貴重な時間となりました。