6年生・調理実習(米からごはんへ・・)
- 公開日
- 2011/05/18
- 更新日
- 2011/05/18
校長室から
いよいよコンロに点火して「炊飯」のスタートです。
炊きあがるまでの米の変化がわかるように、今日は透明なガラス鍋で調理を行います。子どもたちは鍋の前に集まって、米のようすを観察します。
7〜8分すると鍋の中では沸騰が始まり、米がおどりだします。やがて米の表面から白い泡がたくさん出てきます。そして、ふたを押し上げるようにして水蒸気が出てきました。最初のころにくらべると米の体積が大きくなってきたのがわかります。このあたりから鍋の中の状態を見ながら、子どもたちは火加減を調節します。
「うちにある炊飯器の中では、こんなことが起こっているんだね・・」という女の子の言葉が印象的でした。
何気なく毎日食べているごはん。茶碗に盛りつけられたごはんが炊きあがるまでにこんなプロセスがあったのですね。そして、家庭にある電気炊飯器はスイッチ一つでこんな複雑な火加減コントロールをしてくれることも実習をとおして発見した子もいるのではないでしょうか?