ノロウイルスによる感染性胃腸炎・食中毒に注意
- 公開日
- 2010/12/20
- 更新日
- 2010/12/20
保健室より
12月16日、愛知県全域に感染性胃腸炎警報が発令されました。ノロウイルスによる感染性胃腸炎・食中毒に注意して下さい。
<症状>
潜伏期間(ウイルスが体内に入ってから発症するまでの時間)は24時間から48時間です。症状は吐き気・嘔吐・下痢・腹痛・発熱などで、突然、嘔吐を起こすため、トイレに間に合わないことも多いのが特徴です。通常2日から3日で回復しますが、乳幼児や高齢者は脱水を起こし、重症になることがあるため注意が必要です。また、感染しても症状が出ない人もいます。しかし便にはウイルスが排出されているため、他の人にうつさないよう注意が必要です。
<感染予防のポイント>
◎最も基本的な予防方法は手洗いです
トイレを利用した後、食事や調理前には必ず手洗いをしましょう。その際、石鹸を十分に泡立てて30秒を目安に手を洗い、流水でよくすすぎます。洗い終わった後の水道の蛇口は手を洗う前に触れているのでペーパータオル等を使用して蛇口をしめましょう。タオルやハンカチの共用は避けてください。