9月4日 ヘチマの実が育ってきました。
- 公開日
- 2024/09/04
- 更新日
- 2024/09/04
学校紹介
「糸瓜忌(へちまき)」は、正岡子規の命日を指し9月19日がその日ですが、今朝はヘチマの花がいくつも咲いていて、大きな実もなっているのを見つけて、思わず写真を撮ってしまいました。
ちなみに、子規の命日である「糸瓜忌(へちまき)」のいわれは、子規が最後に作った俳句(絶筆)3句がすべてへちまを詠んだ俳句だったからだそうです。その3句は以下のもので、なくなる前日(9月18日)に詠まれました。
○ 糸瓜咲て 痰のつまりし 仏かな
○ 痰一斗 糸瓜の水も 間に合わず
○ をととひの へちまの水も 取らざりき
へちまの茎を切った時に出てくる水(へちま水)は、昔から痰(たん)をとるための薬として使われていました。そして、最後の句にある、「をととひ(一昨日)」とは、9月18日の一昨日、つまり十五夜を指しています。十五夜に取ったへちま水は特に効能が高いと言われていました。
そんな大切なへちま水を子規は取らなかったみたいですね。自分の死期を悟った達観のような心持ちだったのでしょうか。
さて、今日も学校では子どもたちの元気な声が響いていました。運動会の練習も少しずつ始まりました。その様子はまたお伝えしたいと思います。