3月21日 桜の開花
- 公開日
- 2012/03/21
- 更新日
- 2012/03/21
はたとうの風
ぼくの木・わたしの木の6番「早咲きの桜」がほころび始めました!
卒業を祝って咲いてくれているかのようです。修了式の明後日には、次々に開花するでしょう。
ー卒業生への贈る言葉ー
平成二三年度の卒業生の皆さん、卒業おめでとうございます。
二〇一〇年の二月に行った「二分の一成人式」の時のことを覚えていますか。式のはじめに自分の「氏名」のことを話しました。氏名の氏・姓は、家の歴史を表し、あなたの名前には親の願いが込められていますよという話です。そして、両親の思いに応える生き方をしてほしいということを伝えました。
あどけない表情やしぐさを見せていた皆さんでしたが、その後の学校生活の向上には目を見張るものがありました。とても感心したので、学年の先生たちにこう話しました。「この子らは、いろいろな場面で幡東健児としての光や輝きを見せてくれるにちがいありません」と。
六年生の学年通信に『ゴールド』という名が付けられ、最上級生としてスタートした皆さんは、学校のめあてである「げんきよく・なかよく」の姿を随所に見せてくれました。
今年のオリンピックイヤーにちなんでメダルを与えるとするならば、たくさんの金メダルをあげたいと思います。
とりわけ、トイレの使い方・スリッパの整頓をこれほどしっかりとできた学年は今まで知りません。一番汚れやすく、人目につかないトイレは、そこを使う人たちの心を表します。
皆さんの心がけと行いは、スポーツの心の金メダルにふさわしい価値があり、本当に素晴らしく、そして誇らしいことです。みなさん一人一人と「この六年間、ほんとうによくがんばった。最上級生としてのお手本を見せてくれてありがとう。」と、固い握手を交わしたい思いでいっぱいです。
最後に、数々の思い出を胸に、いよいよ中学生となる皆さんへのはなむけとして次の言葉を贈ります。
「今日は、未来への一日目」
世紀の変わり目に生まれた皆さんは、二〇二〇年に成人式を迎え、そして日本の二一世紀を創っていく人たちです。明るく希望に満ちた未来像を思い描き、その未来につながる今日という一日一日を、自分の名前にふさわしく大切に生きていってください。
さようなら。
※卒業式の式辞には、以上のことに、伊藤隼太選手の「努力に勝る天才なし」の言葉と5つの「や」(やりたいことを、やるために、やらなければならない、やりたくないことを、やりつづける)を紹介し努力を積み重ねることの大切さを付け加えました。