はたとうの風21号「もうちょっとだけ」
- 公開日
- 2012/01/21
- 更新日
- 2012/01/22
はたとうの風
21日の今日は二十四節気の一つ『大寒』。朝から冷たい雨が降り続きましたが、午後の雨間に、野球部の子どもらが一生懸命に運動場を走っていました。
17日に発行した学校だより「はたとうの風21号」です。※「あれこれ」はHP画面右の欄の学校配付文書から選択してご覧ください。
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凜とした厳しい寒さの中、梅の木の冬芽が少しずつ色づいてきました。今、学校は一年の第4コーナーを回ったところにあり、学年のゴールを見据え、それぞれの学年で身に付けておかなければならないことを、子どもたちと確かめ合いながら学習や生活を進めています。新学期が始まってから見せている子どもたちの表情や態度も、二学期とは違った感じで(大きくなったな)と心なしか思うこの頃です。
学年の修了までの日数は四十数日となりました。この短い間に、学年にふさわしい実力を付け、一つ上の学年へ自信を持ってジャンプしてほしいと願っています。
力強いジャンプをするには、ぐっと踏み込まなければなりません。やる気と努力を重ね、目標に向けたもう一踏ん張りを期待し、今月の詩に垣内磯子さんの「もうちょっとだけ」を選びました。この詩は「あと一歩」の頑張りが、希望の未来を拓くことを表しています。
皆さんにも、くじけそうになる気持ちをおさえ(もうちょっとだけ)と思ってやってみると、人は意外と頑張ることができ、その結果、限界突破ができたという経験がおありになるのではないでしょうか。ぜひ、下の詩をお子さんと一緒にお読みになられ、お父さん、お母さんの限界突破の話をお子さんに語っていただきたいと思います。
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もうちょっとだけ − 垣内 磯子 −
もうちょっとだけ がんばれるかな
あと一歩だけ ふみだせるかな
ここでだめだと 思うのをやめて
そしたら なにかが 変わるかもしれない
夢のしっぽが 見えるかもしれない
今の一歩が はじめの一歩
またあたらしい日が
はじまるかもしれない
もうちょっとだけ
がんばってみようね
あと一歩だけ
ふみだしてみようね
あたらしい日の あたらしい朝の
頁をめくりに