手にしたもの
- 公開日
- 2011/10/15
- 更新日
- 2011/10/15
はたとうの風
曲がっている片耳でいじめられているウサギの女の子、けがをしている弱虫のトラ。
二匹は、それぞれ(まっすぐな耳がほしい!)(強い力がほしい!)と願い、その願いをかなえてもらえるという夕陽の国を目指して旅立ちます。
苦難が続く旅の途中、歩く力を失ったウサギはトラに言いました。
「私を食べて。そして、トラさんだけでも生きて願いのかなう夕陽の国に行って…。」
……
そこに、現れた夕陽の国の妖精。
「あなたたちは、自分たちで宝ものを見つけて手に入れましたよ。」
つらいことがあっても乗り越えようとする力、助け合う心、信じる心、友だち。
ウサギとトラからは、もう悲しみや弱さは消えていました。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
劇団:星のしずくの皆さんの迫真の演技と音や光に魅了された40分間でした。
この劇に込められた『君は一人じゃない』という劇団のお兄さんやお姉さんからのメッセージを、子どもたちもちゃんと受け取ったと思います。