りんご病(伝染性紅斑)の流行について
- 公開日
- 2011/06/22
- 更新日
- 2011/06/22
保健室より
愛知県下において「伝染性紅斑(りんご病)」が流行しています。出席停止の扱いではありませんが、うがい・手洗いを徹底し、かぜ様症状がある場合は早めに受診するなどして、お気をつけください。
★伝染性紅斑★
頬に出現する蝶翼状の紅斑を特徴とし、小児を中心に発生する流行性発疹性疾患です。
両頬がリンゴのように赤くなることから、「りんご(ほっぺ)病」と呼ばれることもあります。
一般的な経過では、10〜20日の潜伏期(感染後、発病するまでの期間)の後、頬に境界鮮明な紅い紅斑が現れ、続いて手・足に網目状・レース状・環状などと表現される発疹がみられます。胸腹背部にもこの発疹が出現することがあります。これらの発疹は一週間前後で消失しますが、なかには長引いたり、一度消えた発疹が再び出現することがあります。
通常は飛沫または接触感染であり、頬に発疹が出現する7〜10日くらい前に、微熱やかぜ様症状などがみられ、この時期に感染がもっとも強くなり、発疹が現れた時にはウィルスはほとんど出なくなります。
どのような感染症においては、基本は『手洗い・うがい』です。習慣づけていきましょう!