学校日記

はたとうの風15号「キャンプを終えて」

公開日
2011/06/19
更新日
2011/06/19

はたとうの風

校庭の草が一雨ごとに勢いよく生長し、「雑草魂」のたくましさを見る思いです。
9日(木)と10日(金)、5年生のキャンプが定光寺野外活動センターにおいて一泊二日で行われました。二日間、子どもたちは実によく頑張り、目標に置いた「友だちや自然を大切にし、助け合う心や一体感を高める」を体現することができていました。

寝食を共にした共同生活においては、一人一人の生活の仕方や経験の差異により、プラスだけでなくマイナスも含めた感情や意見の対立など難しい局面もあったようです。しかし、我を張り続けず、一人一人が問題を打開しようと前向きによく働いていました。

また、野外活動の大きなイベントであるキャンプファイヤーも「自分たちの力で盛り上げていこう」とする姿勢で大成功を収め、勇気と希望、友情の炎が、ファイヤーに集う人たちの心の内に大きく燃え上がりました。仲間と共に懸命に努力し、楽しさや喜び、達成感や満足感を共有できたことは、何ものにも代えがたい貴重な経験です。

キャンプは高学年への登竜門。今回、子どもたちは、これを見事に乗り越えました。学校教育のみならず、皆さまのご支援あっての賜と心から感謝いたします。

キャンプ後の子どもたちの表情や態度には自信がみなぎり、一回りたくましさが増しました。今後、子どもたちがたくましさの上に、さらに高学年としての「たのもしさ」を身に付けていくよう努めてまいります。