「はたとうの風14:若竹のように」
- 公開日
- 2011/05/17
- 更新日
- 2011/05/17
はたとうの風
車窓から見る幡山東小学校は緑の山の中にあり、風にそよぐ若葉がとてもあざやかです。新学期が始まって1か月。子どもたちは新しい学級に馴染み、いたるところで意気軒昂な姿を見せています。
先日、一年生が、「こ〜んなに大きな竹の子があったよ!」と身振り手振りで嬉しそうに教えてくれました。
若竹は、暑さや寒さ、強い雨や風などをしのぎながら、根をしっかりと張って一人前の竹へと成長します。幡東の子どもたちにも、これからの教育活動を通して、若竹のようにしなやかに、そして身も心も真っ直ぐに成長していくことを願っています。
21日(土)は、子どもたちが学校で過ごす様子を保護者や地域の方々に公開する日です。大勢のご家族や地域の方々に、子どもたちの伸びゆく勢いを感じていただけたらと思っています。皆さま、どうぞ学校にお越しください。
子どもたちの成長を願った短歌と詩を紹介します。
■ 若竹の 伸びゆくごとく 子どもらよ 真直ぐに伸ばせ 身を魂を <若山牧水>
■ 竹のように<竹中 郁>
のびろ のびろ
まっすぐ のびろ
子どもたちよ
竹のように のびろ
かぜをうけて さらさらなれよ
日をうけて きらきら光れよ
雨をうけたら じっとしてろ
雪がつもれば いっそうこらえろ
石をなげつけられたら
かちんとひびけ
ぐんぐん 根を張れ
土の中で その手とその手を
かんじがらめに握りあえ
竹 竹 竹
竹のように のびろ
五月のみどりよ もえあがれ