2月24日 部活動について
- 公開日
- 2017/02/24
- 更新日
- 2017/02/24
学校日記
学年末テストが終わり、朝や業後は多くの1・2年生の生徒が短い時間を有効に使い部活動に取り組んでいます。この時期にこつこつと取り組むことが力になります。
3年間に一つのことを継続して取り組むことで、技術だけでなく、目標を達成するためにがんばることや仲間と協力することを経験し、心も大きく成長します。そこでできた友達や先輩、後輩のつながりは大人になっても心の支えになることもあります。
義務教育の小中学校の学習は、学ばなければいけない教科やその内容、1年間で学ぶ時間数が決められています。教育課程といいますが、これは、全国どの都道府県でも義務教育での学習の偏りが出ることのないように決められたものです。
ところが、部活動はそういうものがありません。何部を置くかとか、運営については各学校の実情に任されたものです。現在水中で設置できる部活動は全部で15です。なるべく多種な部活動が選択できることは子どもにとってはいいことかと思いますが、子どもの安全を第一に、指導や引率できる先生の数を考えて最大限のものです。今ある部活動をなくすことがないように、専門的にそのスポーツを経験していない先生も多く顧問に就いていますので、「このスポーツをやりたいので新しく部活動を作ってほしい」とか、「もっと専門的に技術を高めてほしい」などの要望には十分におこたえすることはできません。
そうしたこともあり、現在水中は、部活動への全員加入を義務づけてはいません。地域のスポーツクラブや文化的活動で、より専門的に取り組みたいことがあれば、子どもの力や、個性を伸ばすための有効な時間の過ごし方としての選択肢の一つとして考えていただければと思います。