人権について考えよう 4 水野中学校生徒会
- 公開日
- 2016/12/20
- 更新日
- 2016/12/20
お知らせ
生徒会から、先週の続きです。
少し長くなりますが、初めて見る人のために先週掲載した文をもう一度書きます。
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みなさんなら、こんな時どうしますか?
1 LINEである人のことを「うざい」「きもい」と、もりあがった。
A 自分も同じように「うざい」「きもい」と書き込んだ。
B 気が引けたので「うざい」「きもい」とは書かなかったが、「自分もそう思う」と書いた。
C 書き込みはやめた。
2 クラスである子がからかいの言葉をかけられて、廻りで見ていた何人かが笑った。本人はにこにこしていた。
A 自分も同じようにからかった。
B 自分はからかいの言葉はかけなかったが、同じように笑った。
C その場を離れた。
一度考えてみてください。
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<生徒会執行部の考え>
Aは言うまでも無く、いじめになります。そのときの気持ちや雰囲気に流されて人の気持ちを考えずに人権を傷つけています。
ではBは?もし次の日、その子が学校に来なくなったらどうでしょう?「自分はいじめていない。関係ない。」とはっきり言い切れるでしょうか。LINEに書き込まれた人から見たら、からかいの言葉をかけられた人から見たら、どう自分は見えるでしょうか。
ではCはどうでしょうか。Cの行動は正しいのでしょうか。いじめには、「いじめている人」、「いじめられている人」、そして「見ている人」がいます。いじめられている人からすれば、見ているだけ、何もしないだけでも「あの子も同じなんだ」と思ってしまいます。「何もしなければいじめではない。」という考え方ではいけません。
では、どうすればいいのか。勇気を出して、一言「やめよう」と言ってみてください。その一言がとても大切です。「いじめをとめる人」がいなくてはいけないと思います。見て見ぬふりをするのではなく、いじめをとめる勇気をもちましょう。
D 「やめよう」 と言う。
みんなが胸を張ってこう言えるようにしたいものです。
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水中には、今満開の四季桜があります。「桜は春に咲くもの」とは限りません。みんなとちがっていても一つ一つ寒さに負けず堂々と花をつけています。「世界に一つだけの花」ですね。