学校日記

終業式

公開日
2019/12/23
更新日
2019/12/24

学校日記

12月23日(月),2学期の終業式を行いました。

終業式の校長式辞で,このような話をしました。
「今年は,8月の終わりから2学期が始まりました。40年の水野中学校の歴史の中で,最も長い2学期でした。この間に,いろいろなことがありました。1年生は,初めて中学校の体育祭,文化祭という行事を経験しました。自分たちの力で目標に向かってがんばることの楽しさとたいへんさを経験しました。2年生は,職場体験に出かけました。働くことについて,考えるきっかけになったことでしょう。この経験は,来年度の進路選択に役立つはずです。3年生は,最後の体育祭,最後の文化祭を終えました。さすが3年生という姿を見せてくれました。気づけば,先のことと思っていた受験が,いよいよ目の前に迫ってきました。ぜひ,悔いのないように努力をしてください。

さて,明日から,冬休みです。冬休みがあるのは,ひと言でいえば,『正月があるから』です。日本人は,昔から,正月をとても大切にしてきました。日本のいろいろな伝統が薄れつつある現代ですが,正月の風習は今でも健在です。新しい年を迎え,気持ちを新たにして,新しいスタートをする。1年の大きな節目です。

令和元年,平成31年を迎えるにあたり,どんな目標を立てましたか。そして,それは,実現できているでしょうか。1年前,1年生は小学6年生,2年生は中学1年生,3年生は2年生でした。1年前の自分と比べて,今の自分はどうですか。

パナソニックという会社の創設者の松下幸之助という方は,このようなことをおっしゃっています。
『人と比較をして劣っているといっても,決して恥ずることではない。けれども,去年の自分と今年の自分とを比較して,もしも今年が劣っているとしたら,それこそ恥ずべきことである』

一度,1年前の自分を思い起こし,自分がどれだけ成長したか振り返ってみてください。もし,まだまだだなと思う人がいれば,本気でがんばらなければいけません。

年が新しくなる正月に,気持ちを新たにして,令和2年の抱負を立ててください。新しい年への抱負をもって,1月7日に再びこの体育館で会いましょう」

その後,伝達表彰を行いました。善行賞の表彰も行いました。

始業式が終わり,生徒は,学年ごとに,担当の先生から2学期の反省や冬休みの学習や生活の留意点などについて話を聞きました。

その後,教室に戻り,担任の先生から,通知表をもらったり,3学期始めの予定を聞いたりしました。

明日から,いよいよ冬休みです。どの生徒にとっても有意義な休みになることを願っています。