枕草子(2年国語)
- 公開日
- 2019/05/10
- 更新日
- 2019/05/10
学校日記
2年生が国語の時間に,古典の「枕草子」の勉強をしています。「春はあけぼの」で始まる,清少納言の有名な随筆です。
今日は,第一段の中の秋と冬の部分の現代語訳をしていました。
「秋は夕暮れ。夕日の差して山の端いと近うなりたるに、烏の寝所へ行くとて、三つ四つ、二つ三つなど飛び急ぐさへあはれなり。まいて雁などの連ねたるが、いと小さく見ゆるは、いとをかし。日入り果てて、風の音、虫の音など、はた言ふべきにあらず。
冬はつとめて。雪の降りたるは言ふべきにもあらず、霜のいと白きも、またさらでもいと寒きに、火など急ぎおこして、炭持て渡るも、いとつきづきし。昼になりて、ぬるくゆるびもていけば、火桶の火も、白き灰がちになりてわろし。」
このあと,自分の季節感で枕草子にまねた作文を書いていました。