全校集会
- 公開日
- 2016/11/21
- 更新日
- 2016/11/21
校長室から
11月21日(月)の朝,全校集会を開きました。
最初に,新人戦の愛日大会で見事準優勝した女子バスケットボール部,書写コンクール,科学展,夏休みの課題の作文コンクールの伝達表彰をしました。
続いて,後期の委員会の委員長,副委員長の認証を行いました。それぞれの委員会で学校・生徒のために,積極的に活動していってほしいと思います。
その後,校長講話をしました。今日は,期末テストを目前に控え,勉強する意義についての話をしました。
「なぜ勉強するのか。たいていの人は,『やらなければいけないから』『今ちゃんとやっておくと将来役に立つから』と答えると思います。『勉強が大好きだから』という人はあまりいないと思います。
明日からいよいよ期末テストです。この土日も,テスト週間で,勉強しなければいけませんでした。合わせてどのくらい勉強しましたか。
『1時間勉強したらテストの点数が10点上がる。2時間勉強したら20点上がる。3時間勉強したら…』というように,勉強時間が増えれば絶対に成績が上がるという法則はありません。しかし,テストの点数をよくしようと思えば,ある程度の時間を勉強に費やさなければいけないことは明らかです。
ここで大事なのは,やりたいことを我慢して机に向かえるか。気が散りそうになっても勉強に集中するように自分をコントロールできるかということです。
子どもは勉強することになっています。これはその勉強が何らかの形で将来その子どもの役に立つ可能性があるからです。別の考え方をすれば,やりたいことを我慢して,自分をしっかりコントロールする力をつけることも,生きていくためにはとても大事なことです。
我慢して苦労してテスト勉強することは,そこで身につけられる学力と同じように,精神的な成長にも寄与しているはずです。そんなことも思いながら,テスト勉強に一生懸命取り組んでください。」