昨日、合唱部の練習に、瀬戸市出身のオペラ歌手、駒形真弓さんに来ていただきました。東山小、南山中を卒業された生徒たちの先輩です。現在はイタリアに住んでおられ、オペラ歌手としてお仕事をされています。
　今回は帰国中に母校の生徒と触れ合いたいという希望があり、帰国間際の昨日、本校に来ていただくことができました。最初に滝廉太郎の「花」、次に「帰れソレントへ」、最後にオペラ「ラ・ボエーム」からの曲を歌っていただきました。途中、歌の解説やイタリアのことなどの話を挟んであっという間に時間が過ぎました。そして、合唱部と一緒に「夢の世界を」を歌いました。
　最後に、合唱部の生徒からの質問にも答えていただきました。「高い声を出すためにはどうしたらよいでしょうか」という質問には、「日本語は声が後ろに行ってしまうので前に出すように。また、ゆっくり息を出すように心がけるとよい」などの答えに、生徒たちはメモを取りながら聞いていました。
　明日には、日本を出発しイタリアに帰られるそうです。合唱部の生徒にとって、とても貴重な時間になりました。